潜水艦の中に入ってみると思いのほか広い。
とある用事で広島県呉市にやって来ました。呉市は過去に東洋一の軍港とも言われ、その軌跡を体験できる場所がちらほらとあるのです。
今回は「てつのくじら館」と言う、実際に活動していた潜水艦を見学できる資料館を取材してきました。
てつのくじら館に展示されている潜水艦は「あきしお」という艦艇名で1985年1月12日に進水、2004年3月3日に除籍されるまで海上自衛隊で活躍しておりました。
潜水艦内部はいくつかの区画に分かれており、居住区画・操縦席・食堂・トイレや艦内唯一の個室である艦長室等がコンパクトに配置されており、想像よりも広い感覚でした。また、潜望鏡は実際に使用する事が可能で、外の風景を見る事ができるのです。編集長的には操縦席から外が見えない状態で運転する技術が凄いなぁと感心するのであります。