月刊吉田新聞 2018年 夏の増刊号(第210号)
2018年9月1日(土) 発行
過去に戻れないならば未来に生きるしかない。今を大切に、今しか出来ない事を、今のうちにやる。
そんな想いを抱えて進むのです、ベトナム・マカオ・香港へ。全く持って意味が分かりません。編集長の意味が分からない行動は今に始まった訳ではないのですが、何がしたいのか誰も分からないのです。それでも進みます。見た事の無い景色、触れた事の無い体験をする為に。知見を増やす為に。
そんな感じで始まりました取材ですが、今日(8月14日)はベトナムの首都ハノイにお邪魔するのです。日本でも有名なベトナム料理と言えば「フォー」ですが、本場で食べる「フォー」はどのような味なのか? という事で、食べてきました。今回は各国のガイドブックに載っている老舗の超有名店「ザーチュエン」へ。ハノイ駅から徒歩15分。っていうか、書く場所が無くなってきた。
改めてお店の情報アップします…
「ザーチュエン」のフォー・ボー
2018年8月14日(火) 撮影
いつも通りの過密スケジュールで動く編集長。ハノイに到着後にフォーを食べた後は寝台列車で北部のラオカイへ。
2年ぶりに訪れたラオカイ。今回はサパで1泊なのです。過密からの解放なのです。スケジュールは未定。その時の気分で決める現地判断なのです。編集長にしては大胆な計画、いや、未計画なのです。一先ず、前回の訪問で真っ白の景色しか見れなかった、ベトナム&インドシナ半島最高峰の「ファンシーパン山」へ向かいますが、今回も真っ白の景色。なんでやねん!っていう気持ちで一杯でしたが、雲の切れ間から景色が一瞬見れたので前回よりかはマシだったのかも。下山してからはラオカイ・サパの街をふらふらと散策で気がつけば夜なのです。時間があっという間に過ぎ去るのです。なお、今日の宿泊先に選んだサパという街はベトナムで有名な避暑地なのです。標高1500mの高地なのです。それでも昼間は暑い。さすが南の国なのである。夕方を過ぎると涼しくて過ごしやすいのですけどね。
「ファンシーパン山」に登頂
2018年8月15日(水) 撮影
朝、出発予定だった予約していたバスが来ない。予約が違っていたという結果だったのだが、海外では焦りますね。
こういう時は現地語を喋れないと不便極まりないのですが、インターネットでの翻訳で事なきを得ました。心臓に悪い…
バスに乗れてハノイへ戻れる事が出来ましたが、次の行程の飛行機搭乗時間を間違えるという失態。今回、スケジュールに縛られずにフリーで行こうとしたのが完全裏目に出てしまったのです。
何故か18時45分発と思っていて、空港に1時間前の17時45分までに着けば大丈夫だろうと移動していたが、移動中に航空券を見ると17時55分の文字が。青ざめた瞬間である。すでに1時間を切っていたのである。空港に17時40分に到着。絶対にアウトの状況だが飛行機の遅延で奇跡的に間に合ったのです。奇跡のディレイである。それでも、40分前の状況なので手荷物検査、出国審査を駆け足で通過。慌ただしい出国となってしまいました。
25分遅れが編集長を救うのです!
2018年8月16日(木) 撮影
無事に次の目的地の香港へ到着。そしてマカオへ移動です。入国したと思ったらすぐに出境なのです。
香港とマカオはパスポートへのスタンプが無い(別紙の入境用紙が貰える)ので、パスポートの中は少し寂しいのです。なお、何故マカオへ行ったのかというと、香港はホテル代が高いのが理由である。日本より平均的に高く、それに比べてマカオには安い豪華なサウナ(スーパー銭湯)とかがあるので、そちらを利用した方がお得なのです。そして、ついでにマカオの観光も出来るので一石二鳥なのです。マカオには世界遺産が多くあり、マカオの地名の由来となった中国寺院の「媽閣廟」の他、中心地にある「セナド広場」など、見所満載なのです。ただし、今日は香港とマカオの両方を堪能(取材)する為、全ては回れなかったのです。残念。
それにしても、香港とマカオは行き来がしやすくて便利ですね。高速船で片道1時間ですし…
中国寺院の「媽閣廟」に参拝です
2018年8月17日(金) 撮影
ベトナム・マカオ・香港と取材してきましたが、帰国の時間がやってきました。時間は待ってはくれないのです。
今回はスケジュールをおおよそ決めずに進んできましたが、臨機応変な対応力が磨かれた気がします。ただ、暑さと荷物の重さで行動力が半減した事に関しては反省の余地有りなのです。機動力重視でスーツケースを持たずに、リュックとサイドバックのみ。総重量およそ20kgを抱えての観光。米袋を2つ抱えている様なもんで、重すぎて移動中にリュックの肩掛け部分が壊れる始末…
そして、今回の取材のラストイベントの帰国フライト。ビジネスクラスに搭乗なのです。今日のシートは「JAL SHELL FLAT SEAT」なのです。このシートを装備している飛行機は現在1機しかないのですが、この座席は間もなく引退なのです。なお、この路線の座席、普段は「JAL SKY SUITE 3」なので、ある意味ダウングレードなのですが、嬉しさ半分。悲しさ半分なのです。
「JAL SHELL FLAT SEAT」で寛ぐ
2018年8月18日(土) 撮影