それに伴い在来線の列車が廃止という事で、JR最後の定期急行列車で且つ、客車・夜行と属性がつく”はまなす”の取材へ行かなければならない訳です。”寝台特急北斗星”が無くなった現在、ブルーの車体で夜を駆け抜ける事が出来るのも半年しかないのですから。指定席なんか発売 即 完売なもんですが、前日、駅の窓口で聞いてみるとありました、残り１席。キャンセルが出たんだろうなと思いながら即買い。気がつけば鈍行列車に乗って東北・北海道へ向かってる訳で。新幹線ではないのは、少しでもケチる…東北本線を堪能したかったからです。

”急行 はまなす”は青森〜函館〜札幌を結ぶ夜行客車列車。寝台車と座席車がある。

札幌に着いたは良いが、帰りの列車まで、何にも予定をたてていない無計画さ(復路は急行はまなす青森行、往路到着日の夜に発車。12時間以上の暇つぶしが必要)だったので、行った事がなかった夕張へ。もちろん鈍行列車です。今回使用している切符がJR東日本とJR北海道乗り放題なのですが、特急に乗れないタイプ。唯一、急行だけは別途料金を払えば乗れるという使い勝手がいいのか悪いのか…
そんな中、何カ所か寄り道もしつつ夕張などを巡り、夜はジンギスカンを堪能。そして、札幌の夜を満喫する前に出発です。2013年にやった札幌日帰り旅行に匹敵するバカっぷりです。

車窓を眺めるも、真っ暗で何も見えない。必然的に寝てしまうあたりが悲しきかな。
今回、夜行列車を2本挟んだ事により、個人的には0泊3日という素晴らしい旅程を組めたのですが、そこは人間。睡魔が襲う襲うのです。でも、途中の函館駅では往路・復路ともに停車時間に途中下車。駅前を彷徨うわけです、お酒とつまみを求めて。これもまた良い想い出です。きっと…
そして、旅行はまだまだ続きます。早朝の青森から鈍行列車で東京に帰るっていう楽しい旅程が。しかも、半分以上の乗車時間は前面展望したいが為に立ちっぱなし…