月刊吉田新聞 2004年 夏の増刊号(第17号)
2004年7月19日(月) 発行
月刊吉田新聞 2004年
夏の増刊号(第17号)
編集長の富士山速報/今日の行動をリアルタイムでお伝え
ポテチの袋が気圧のせいで膨らむ!
2004年7月19日(月) 発行
富士山の登頂計画 2004
人生で一度は登ってみたい日本最高峰「富士山」ですが
昨年に続き2回目の登頂チャレンジ
2004年7月19日(月) 〜 2004年7月20日(火)
ポテチの袋が爆発するかもという身体を張った実験
富士山におけるお菓子の袋に現れる症状
2004年7月19日(月) 〜 2004年7月20日(火)
富士山(日本最高峰/登山2回目)
山/静岡県〜山梨県
標高 3776.12m (日本最高峰)
2004年7月19日(月) 〜 2004年7月20日(火)
富士山頂上 山口屋本店
山小屋/静岡県駿東郡小山町/富士山五合目バス停
標高3,715m(富士山頂上)にある山小屋
2004年7月19日(月) 〜 2004年7月20日(火)
お鉢巡り
山/静岡県〜山梨県
富士山の山頂をぐるりと一周するルート
2004年7月20日(火)
富士山頂上浅間大社 奥宮
神社/静岡県富士宮市/富士山五合目バス停
標高3,715m(富士山頂上)にある神社
2004年7月20日(火)
富士山の登頂計画 2004
2004年7月19日(月) 〜 2004年7月20日(火)
【6:17】新大阪駅に到着。始発に出発でこの時間。
本日は【ひかり300号】に乗車。キリが良い数字。
早朝から遠方へ向かう行き交う人が多い。
隣のホームには東京へ向かう700系が停車中。
AMBITIOUS JAPAN! なのである。
のぞみは、かなう。でも、のぞみには乗らない。
ひかり 300号(JR西日本 300系新幹線電車)
326-3408/7号車15E/普通車指定席
新大阪駅(6:46) 〜 静岡駅(8:44)
2004年7月19日(月)
本日のひかり300号は300系新幹線。幸先良い感じ。
早速、新幹線に乗り込むのであります。
300系グリーン車内。落ち着いた雰囲気です。
編集長は普通車に乗車ですけども。
このひかり号は静岡駅に停車。
新大阪駅の駅弁、熟成とんかつ弁当。
早朝からボリューミーな感じです。
【8:44】静岡駅に到着。さすが新幹線は速い。
富士登山バス(富士急静岡バス)
自由席
静岡駅前(9:40) 〜 富士宮口五合目(11:37)
2004年7月19日(月)
定期購読者にはリアルタイム配信をスタート。
海抜16mから標高2,400mまでノンストップ。
【9:40】静岡駅を出発。快適なバスの旅なのです。
海沿いの東名高速道路を快調に走行。
富士山が現れました。少し雲がかかっていますね。
バスは高度を上げていくので車酔いと気圧に注意。
ポテチの袋が爆発するかもという身体を張った実験
2004年7月19日(月) 〜 2004年7月20日(火)
平地での状態。膨らむ前のおなじみの姿。
富士宮五合目での状態。膨らんじゃいました。
横から見てもパンパンに膨らんでいます。
これから編集長は頂上へ向けて実験開始。
とりあえず、お腹を満たしてからですね。
昨年訪れた河口湖五合目(山梨県)で展示してた袋。
富士山(日本最高峰/登山2回目)
2004年7月19日(月) 〜 2004年7月20日(火)
【11:37】富士宮口五合目に到着。少し肌寒いです。
山頂を見ると雲が流れていきます。不思議な感覚。
中央に見える鳥居が富士宮口の山頂付近なのです。
【12:40】登山開始。標高2,400mからスタート。
六合目までは比較的歩きやすい道となっています。
雲が近くまで迫っています。標高の高さを感じる。
【12:50】新六合目に到着。まずまずの滑り出し。
富士山は国立公園です。大事にしていきましょう。
気圧になれる為にゆっくり登る。
六合目を過ぎると急に厳しい道へと変化します。
一寸先は雲。雲が斜面を駆け抜けていきます。
登山道はロープが目印。
”おでん”の文字がすごく魅力的に感じるのです。
眼下は既に雲の中。周囲だけが晴れている感覚です。
過酷な環境でも育つ植物に感銘を受けます。
時間が経つにつれ、雲も少なくなっていきます。
登山らしい風景。雲の上を行く旅人なのである。
写真では分かりにくいが山麓が良く見えるのです。
出発地を眼下に臨む。登っている感覚が嬉しい。
山小屋のある場所は休憩スポットなのです。
編集長も少し足を休めて景色を堪能するのです。
【15:10】七合目に到着。標高差600mを登る。
この辺りから天気が一気に晴れだしました。
ただ、登山道も過酷な道にランクアップです。
道なき道。夜間登山は無理そうですね。
【16:10】八合目に到着。200m登るのに約1時間。
ここまでの道のり。自分の足で登っている事が奇跡のようだ。
登山に青空はかかせません。前回は真っ暗か暴風雨だったので…
山小屋を過ぎ、次の山小屋へ。明確な目標で登っていくのです。
平行な写真を撮っているが、この傾斜はたまらない。
看板だと2時間で山頂予定。日暮れ前に到着したい。
山肌の角度の問題で、いままで来た道が見えない。
荒々しい道のりを、多くの登山者が行き交うのです。
何かの工事をしていました。気圧が低いのに大変だ。
気圧の関係で編集長がおかしくなってきました。
【17:00】九合目に到着。残り1時間で山頂かな。
富士宮口の最後っぽい山小屋。この後は山頂のみ。
【17:25】九合五勺目に到着。標高も3,590m。
山頂に近いからか、万年雪が望めます。
振り返ると、自分の強さを感じられます。ここまで来れたのだと。
登山道途中の鳥居。ここから神域なのである。
富士宮口の山頂より登山道を望む。やっとここまでやって来ました。
富士宮口山頂から剣が峰(最高峰)を望む。夕陽が沈みそう。
火口(西側)を望む。戻ってこれなそうな急斜面。
火口(北側)を望む。夕陽があたっております。
剣が峰(最高峰)に挑む編集長。
これが「馬の背」だ。わかりづらいですが、かなり登りにくい。
富士山測候所に到達。最高峰まであと少し!
遂に剣が峰(最高峰)に到達。標高3776mは日本最高地点です。
【18:25】昨年の雪辱を晴らせました。リベンジ成功なのです。
最高峰の証。二等三角点「富士山」
これが二等三角点「富士山」だ。
ここは登頂できた者だけが触れる事が出来る。
編集長も興奮が収まりません。気圧の関係でぐったり感出てますが。
日本最高峰からみる夕陽。感慨深いものがあります。
日本最高峰からみた火口。ここから噴火する事を考えると怖いですね。
影富士が現れました。天気の良い日しか見れない光景なのです。
本日は山頂の山小屋で宿泊予定。吉田口の山頂へ。
山頂から山中湖方面を望む。
刻々と空の色が変わっていく幻想的な風景。
眼下に広がる街の灯りが感動を増幅させます。
【19:10】吉田口山頂に間もなく到着。
剣が峰からお鉢巡りの半分の行程を歩きました。
富士山頂上 山口屋本店
2004年7月19日(月) 〜 2004年7月20日(火)
宿泊した「山口屋 本店」です。
予約なしで泊まれた。よかった…
山小屋でくつろぐ編集長。すこし高山病の予感。
富士山頂上 山口屋本店
山小屋/静岡県駿東郡小山町/富士山五合目バス停
標高3,715m(富士山頂上)にある山小屋
2004年7月19日(月) 〜 2004年7月20日(火)
所在地 :静岡県駿東郡小山町
最寄り :富士山五合目バス停 (富士急静岡バス)
駐車場 :無し
アクセス:富士山五合目バス停より徒歩で8時間程 (個人差有り)
【4:40】ぎりぎり間に合った御来光。夏の富士山の日の出は早い!
山小屋の人に聞くと久しぶりの御来光らしい。拝めれて良かったね。
お鉢巡り
2004年7月20日(火)
【6:00】吉田口の登山道最終地点。
昨年は暴風雨の中での到達でした。
今日は雲がなく山中湖もくっきり見えるのです。
御来光の後、登山客が登山や下山を続々と再開。
お鉢巡り(逆順)へは、山小屋の裏手から進みます。
金名水の祠。火口の積雪が溶けて湧き出る霊水。
いくつかの峰を通るが登りきるには時間がいるね。
北側には山々が連なっているのがわかります。
火口を左手に見ながら黙々と進むのです。
緩やかな道が続きますが高所なので空気が薄い。
深呼吸しながら、のんびりと巡るのが秘訣なのです。
天気が良すぎて興奮が収まらない。
火口の底まで高さがあります。下りる元気は無い。
お鉢巡りも雪が溶けるまで通行が規制されます。
荒々しい景色が続くのです。過酷な環境である。
看板に沿って進むのです。道を外さないようにです。
登山客とすれ違います。思い思いに足を進める。
時折、休憩しながら景色を堪能するのです。
影富士が本日も望めました。さすが影も日本一ですね。
眼下に広がる街並みを望めます。景色最高!
遠くに剣が峰を望みます。お鉢巡りで通ります。
影で飛び出しているのは、お茶目な編集長の影です。
【7:00】剣が峰に到着。昨日より少し暖かい感じ。
最高峰で記念撮影をする方が多いのです。
山頂にはいろいろな観測施設があります。
最高峰から富士宮口の山頂を望む。ここだけでも標高差を感じる。
馬の背の途中から山麓を望む。転げ落ちたら戻って来れない!
お鉢巡り
山/静岡県〜山梨県
富士山の山頂をぐるりと一周するルート
2004年7月20日(火)
所在地 :静岡県(富士宮市 他)〜山梨県(富士吉田市 他)
最寄り :富士山 各登山道五合目バス停
駐車場 :無し
アクセス:一周 1時間30分〜2時間程 (個人差有り)
富士山頂上浅間大社 奥宮
2004年7月20日(火)
浅間神社奥宮。今日は開いていました。お参りしちゃいます。
浅間神社奥宮。到着時は既に閉まっていました。本日の営業終了。
本日の観測情報。気圧が低いので高山病にもなる。
左は富士宮口、右は河口湖口(吉田口)です。
御殿場口の山頂にある看板。
富士山頂上浅間大社 奥宮
神社/静岡県富士宮市/富士山五合目バス停
標高3,715m(富士山頂上)にある神社
2004年7月20日(火)
所在地 :静岡県富士宮市粟倉地先
最寄り :富士山五合目バス停 (富士急静岡バス)
駐車場 :駐車場なし
アクセス:富士山五合目バス停より徒歩で7時間程 (個人差有り)
【7:00】御殿場口の下山スタート。
山頂よ、サヨナラである。後ろ髪惹かれる想いです。
途中ですれ違うブルドーザ。山頂に物資を運びます。
常に目の前が壮大なパノラマという贅沢な時間。
流れる雲や眼下の街並みに見とれるのです。
下りるに従って増える植物。下山を実感します。
天気が良いので布団を干している山小屋。
途中までは登山道と下山道が一緒。
登山道と下山道の分かれ道。間もなく大砂走りです!
【10:30】大砂走りの入口に到着。待ちに待った瞬間です。
これが「大砂走り」だ。一直線に駆け下りるのです!
途中で山頂側を振り返る。灰がクッションになるから爆走ができる。
相変わらずの傾斜ですが、この傾斜を走り抜けるのがたまらない!
まるで月面みたいな光景。月面を直接見た事ないのですが…
平地にだんだんと近づいているのが実感します。
大砂走りの下山は、このロープが目印です。絡まらないように!
間もなく下山も終了の時間がやってきました。景色がきれい。
【11:17】御殿場口の新五合目に到着。
御殿場口の新五合目にある貴重な休憩所「大石茶や」
昔ながらのかき氷の機械で作ったかき氷を頂く。
富士山(日本最高峰)
山梨県と静岡県の旅行情報
記事まとめページ
所在地 :静岡県(富士宮市 他)〜山梨県(富士吉田市 他)
最寄り :富士宮駅/河口湖駅/御殿場駅
駐車場 :無し
アクセス:各駅よりバスで60分〜80分
富士登山バス(富士急静岡バス)
自由席
御殿場口五合目(12:00) 〜 御殿場駅前(12:30)
2004年7月20日(火)
普通(JR東海 313系電車)
クモハ313-3004
御殿場駅(12:40) 〜 国府津駅(13:27)
2004年7月20日(火)
普通(JR東日本 113系電車)
クハ111-2049
国府津駅(13:31) 〜 小田原駅(13:38)
2004年7月20日(火)
快速 アクティー(JR東日本 113系電車)
クハ111-537
小田原駅(13:44) 〜 熱海駅(14:06)
2004年7月20日(火)
国府津から小田原は首都圏の113系に乗車。
小田原から快速アクティーに乗車。やはり113系。
伊豆急行の113系。伊豆方面もいつかは行きたい。
113系のグリーン車。今回は乗っていませんが。
グリーン車のマークが誇らしげ。
グリーン車は平屋車両と2階建て車両の2種類ある。
特急スーパービュー踊り子。乗れる機会あるのか?
特急踊り子。ヘッドマークには伊豆の踊り子。
伊豆急行のリゾート21。写真は普通で特別料金不要。
普通(JR東海 211系電車)
クハ210-5025
熱海駅(15:51) 〜 豊橋駅(19:02)
2004年7月20日(火)
新快速(JR東海 313系電車)
モハ313-3
豊橋駅(19:07) 〜 米原駅(21:13)
2004年7月20日(火)
JR東海の211系で熱海駅から豊橋駅まで乗車。
JR東日本の211系。JR東海と少しデザインが違う。
この駅名表の端(熱海)から端(豊橋)まで乗る。
熱海駅の駅弁、熱海をどり。
駅弁の中身は山の幸や海の幸が豪華に盛りつけ。
米原駅で新快速から新快速へ乗換。神戸駅23:24着。
ひかり 300号(JR西日本 300系新幹線電車)
326-3408/7号車15E/普通車指定席
新大阪駅(6:46) 〜 静岡駅(8:44)
2004年7月19日(月)
富士登山バス(富士急静岡バス)
自由席
静岡駅前(9:40) 〜 富士宮口五合目(11:37)
2004年7月19日(月)
富士登山バス(富士急静岡バス)
自由席
御殿場口五合目(12:00) 〜 御殿場駅前(12:30)
2004年7月20日(火)
普通(JR東海 313系電車)
クモハ313-3004
御殿場駅(12:40) 〜 国府津駅(13:27)
2004年7月20日(火)
普通(JR東日本 113系電車)
クハ111-2049
国府津駅(13:31) 〜 小田原駅(13:38)
2004年7月20日(火)
快速 アクティー(JR東日本 113系電車)
クハ111-537
小田原駅(13:44) 〜 熱海駅(14:06)
2004年7月20日(火)
普通(JR東海 211系電車)
クハ210-5025
熱海駅(15:51) 〜 豊橋駅(19:02)
2004年7月20日(火)
新快速(JR東海 313系電車)
モハ313-3
豊橋駅(19:07) 〜 米原駅(21:13)
2004年7月20日(火)