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Yukinet-Express ホーム月刊吉田新聞2004年 夏の増刊号(第17号)

月刊吉田新聞 2004年 夏の増刊号(第17号)
2004年7月19日(月) 発行

編集長の富士山速報 (7月19日 9:00 発行)
突然ですが、今日1日の行動をリアルタイムでお伝えします。
いま現在、静岡駅にいます。いまから富士山行きのバスに乗ります。
※今回は新幹線で静岡入り。前回の反省点を生かします。
→7月19日 9:00 時点での記事はこちら。

編集長の富士山速報 (7月19日 12:00 発行)
ただいま新五合目に到着です。まわりは雲だらけでなにも見えません。
しかも、ちと寒い。いまから昼ご飯です。人が多い…
※富士宮口(静岡県側)新五合目から登山を開始しました。
→7月19日 12:00 時点での記事はこちら。

編集長の富士山速報 (7月19日 16:15 発行)
13時00分に五合目(海抜2,400m)を出発。
15時20分に七合目(海抜3,000m)に到着しました。
高山病にならない事を祈りながら登っています。はたして山頂に無事にのぼれるのか?
ちなみに、ポテチの袋が気圧のせいでふくらんで爆発しそうです。
なお、電波が届かなかったので今の時間になりました。
→7月19日 16:15 時点での記事はこちら。

編集長の富士山速報 (7月20日 7:30 発行)
18時00分に山頂(海抜3,776m)に到着しました。
風がきつくて、高山病になりかけて大変でした。
無事に山小屋について、御来光もみました。
いま現在、山頂にまだいます。天気は晴れ。これから下山します。
ちなみに、ポテチの袋が気圧のせいで爆発はしなかったですが、空気が抜けました。
※今回の下山は御殿場口ルート。大砂走りを堪能するのです。
→7月20日 7:30 時点での記事はこちら。


富士山の登頂計画 2004
2004年7月19日(月) 〜 2004年7月20日(火)

人生で一度は登ってみたい日本最高峰「富士山」ですが…
編集長は昨年(2003年の記事参照)の雪辱を晴らすべく、人生で二度目の富士登山に挑もうとしているのです。前回の反省点を生かし、今回は登山前後の2日間が確実に晴れそうな日を選択。その為、出発は前日に決まるという前回の二の舞になりそうな予感。反省の色なしっぽい感じですが、改善点はそれだけではないのです。

今回はなんと、新幹線を使用する荒技に出たのです。

前回の乗り換え数に比べて遥かに進化したのです。お金かかっています。ただ、今回も始発で出発するというスタンスは変わらないので、寝不足問題は諦めたようです。新幹線では興奮して寝れる訳も無いのですから。
Today's picture
富士山は日本一の山なのです
2004年7月20日(火) 撮影

Today's picture 【6:17】新大阪駅に到着。始発に出発でこの時間。

Today's picture 本日は【ひかり300号】に乗車。キリが良い数字。

Today's picture 早朝から遠方へ向かう行き交う人が多い。

Today's picture 隣のホームには東京へ向かう700系が停車中。

Today's picture AMBITIOUS JAPAN! なのである。

Today's picture のぞみは、かなう。でも、のぞみには乗らない。

Today's picture ひかり 300号(JR西日本 300系新幹線電車)
326-3408/7号車15E/普通車指定席
新大阪駅(6:46) 〜 静岡駅(8:44)
2004年7月19日(月)

Today's picture 本日のひかり300号は300系新幹線。幸先良い感じ。

Today's picture 早速、新幹線に乗り込むのであります。

Today's picture 300系グリーン車内。落ち着いた雰囲気です。

Today's picture 編集長は普通車に乗車ですけども。

Today's picture このひかり号は静岡駅に停車。

Today's picture 新大阪駅の駅弁、熟成とんかつ弁当。

Today's picture 早朝からボリューミーな感じです。

Today's picture 【8:44】静岡駅に到着。さすが新幹線は速い。

新幹線であっという間に静岡に到着した編集長。前回の反省が生かされて体調も万全の状態です。ここからバスに乗り換えですが、静岡駅から五合目までノンストップなバスが走っている事を事前リサーチ。というのも、今回は富士宮口から登山、そして前回行けなかった御殿場口へ下山するというルートを計画。この便利なバスも利用出来るので体力温存なのです。なお、ここでも前回の反省点を鑑み、往復のバスチケットは買わず、片道チケットだけにしました。不測の事態にもコレで安心です。ホント、今回は前回の反省の上に成り立っているのです。

Today's picture 富士登山バス(富士急静岡バス)
自由席
静岡駅前(9:40) 〜 富士宮口五合目(11:37)
2004年7月19日(月)

Today's picture 定期購読者にはリアルタイム配信をスタート。

Today's picture 海抜16mから標高2,400mまでノンストップ。

Today's picture 【9:40】静岡駅を出発。快適なバスの旅なのです。

Today's picture 海沿いの東名高速道路を快調に走行。

Today's picture 富士山が現れました。少し雲がかかっていますね。

Today's picture バスは高度を上げていくので車酔いと気圧に注意

ポテチの袋が爆発するかもという身体を張った実験
2004年7月19日(月) 〜 2004年7月20日(火)

気圧は上空へ行けば行くほど低くなるのです。なので、日本一の山である標高3775.63mの富士山では気圧の変化が一番大きいと推察。気圧の平均値は、平地で約1,000hpa、富士山五合目付近で約770hpa、富士山頂では約640hpaとなるので、お菓子を富士山に持っていくと、袋の中の空気が気圧の変化で膨張するわけです。あわよくば?爆発してしまう可能性を実証する為、編集長は身体を張って登山に望むのであります。このまま山頂に持っていくとどうなるか楽しみですね。

Today's picture 平地での状態。膨らむ前のおなじみの姿。

Today's picture 富士宮五合目での状態。膨らんじゃいました。

Today's picture 横から見てもパンパンに膨らんでいます。

Today's picture これから編集長は頂上へ向けて実験開始。

Today's picture とりあえず、お腹を満たしてからですね。

Today's picture 昨年訪れた河口湖五合目(山梨県)で展示してた袋。

富士山(日本最高峰/登山2回目)
2004年7月19日(月) 〜 2004年7月20日(火)

五合目に到着後は気圧になれる為に小休憩。って言っても、本来は数時間かける所1時間弱で終えるところが編集長。前回の反省はここでは生かされずなのです。早く山に登りたい気持ちが溢れんばかりなのですが、それ以前に寒くて動かないと余計に体力が奪われそうだったのです。「夏に寒いとは贅沢ですね。避暑は富士山五合目に決まりだね!」と、独り言を言いながら編集長は登山開始なのです。今回は無事に山頂に登れるのか?

Today's picture 【11:37】富士宮口五合目に到着。少し肌寒いです。

Today's picture 山頂を見ると雲が流れていきます。不思議な感覚。

Today's picture 中央に見える鳥居が富士宮口の山頂付近なのです

Today's picture 【12:40】登山開始。標高2,400mからスタート。

Today's picture 六合目までは比較的歩きやすい道となっています

Today's picture 雲が近くまで迫っています。標高の高さを感じる。

Today's picture 【12:50】新六合目に到着。まずまずの滑り出し。

Today's picture 富士山は国立公園です。大事にしていきましょう。

Today's picture 気圧になれる為にゆっくり登る。

Today's picture 六合目を過ぎると急に厳しい道へと変化します

Today's picture 一寸先は雲。雲が斜面を駆け抜けていきます。

Today's picture 登山道はロープが目印。

Today's picture ”おでん”の文字がすごく魅力的に感じるのです

Today's picture 眼下は既に雲の中。周囲だけが晴れている感覚です。

Today's picture 過酷な環境でも育つ植物に感銘を受けます

Today's picture 時間が経つにつれ、雲も少なくなっていきます。

Today's picture 登山らしい風景。雲の上を行く旅人なのである。

Today's picture 写真では分かりにくいが山麓が良く見えるのです。

Today's picture 出発地を眼下に臨む。登っている感覚が嬉しい。

Today's picture 山小屋のある場所は休憩スポットなのです

Today's picture 編集長も少し足を休めて景色を堪能するのです。

Today's picture 【15:10】七合目に到着。標高差600mを登る。

Today's picture この辺りから天気が一気に晴れだしました。

Today's picture ただ、登山道も過酷な道にランクアップです

Today's picture 道なき道。夜間登山は無理そうですね

Today's picture 【16:10】八合目に到着。200m登るのに約1時間。

Today's picture ここまでの道のり。自分の足で登っている事が奇跡のようだ。

Today's picture 登山に青空はかかせません。前回は真っ暗か暴風雨だったので…

Today's picture 山小屋を過ぎ、次の山小屋へ。明確な目標で登っていくのです。

Today's picture 平行な写真を撮っているが、この傾斜はたまらない。

Today's picture 看板だと2時間で山頂予定。日暮れ前に到着したい。

Today's picture 山肌の角度の問題で、いままで来た道が見えない。

Today's picture 荒々しい道のりを、多くの登山者が行き交うのです。

Today's picture 何かの工事をしていました。気圧が低いのに大変だ。

Today's picture 気圧の関係で編集長がおかしくなってきました。

Today's picture 【17:00】九合目に到着。残り1時間で山頂かな。

Today's picture 富士宮口の最後っぽい山小屋。この後は山頂のみ。

Today's picture 【17:25】九合五勺目に到着。標高も3,590m。

Today's picture 山頂に近いからか、万年雪が望めます。

Today's picture 振り返ると、自分の強さを感じられます。ここまで来れたのだと。

Today's picture 登山道途中の鳥居。ここから神域なのである。

【18:07】富士宮口の山頂に到着しました。
遂にやりました。無事に登山が出来て編集長は感極まっておりますが、本当の勝負はここからなのです。富士宮口山頂にある浅間神社奥宮の場所は標高3,715m。ここから最後の難所「馬の背」に挑み、最高峰【剣が峰】へのファイナルアプローチが始まるのです。

疲れた身体に追い討ちをかけるような急な斜面。そして滑りやすい砂地の山肌。さらに遮るものがないので風がもろに当たる
意味がわからないリアル無理ゲーである

例えるならラスボスに挑むような感覚なのです。もちろんセーブポイントなんてものはありません。一気に攻略するしかないのです。でも体力は残っていません。
やはりリアル無理ゲーである

なお、登る坂道に手すりはあるのですが、あてになりません。這いつくばって登るのです。何回か滑り落ちますが、それでも這いつくばるのです。
結局リアル無理ゲーである

ちなみにポテチの袋ですが、山頂では爆発はしませんでしたが小さい穴が空いて空気が抜けている状態でした。鞄の中で炸裂しなくて良かった。
それこそリアル無理ゲーである

Today's picture 富士宮口の山頂より登山道を望む。やっとここまでやって来ました。

Today's picture 富士宮口山頂から剣が峰(最高峰)を望む。夕陽が沈みそう。

Today's picture 火口(西側)を望む。戻ってこれなそうな急斜面。

Today's picture 火口(北側)を望む。夕陽があたっております。

Today's picture 剣が峰(最高峰)に挑む編集長。

Today's picture これが「馬の背」だ。わかりづらいですが、かなり登りにくい。

Today's picture 富士山測候所に到達。最高峰まであと少し!

Today's picture 遂に剣が峰(最高峰)に到達。標高3776mは日本最高地点です。

Today's picture 【18:25】昨年の雪辱を晴らせました。リベンジ成功なのです。

Today's picture 最高峰の証。二等三角点「富士山」

Today's picture これが二等三角点「富士山」だ。

Today's picture ここは登頂できた者だけが触れる事が出来る

Today's picture 編集長も興奮が収まりません。気圧の関係でぐったり感出てますが。

Today's picture 日本最高峰からみる夕陽。感慨深いものがあります。

Today's picture 日本最高峰からみた火口。ここから噴火する事を考えると怖いですね。

Today's picture 影富士が現れました。天気の良い日しか見れない光景なのです。

Today's picture 本日は山頂の山小屋で宿泊予定。吉田口の山頂へ。

Today's picture 山頂から山中湖方面を望む。

Today's picture 刻々と空の色が変わっていく幻想的な風景

Today's picture 眼下に広がる街の灯りが感動を増幅させます。

Today's picture 【19:10】吉田口山頂に間もなく到着。

Today's picture 剣が峰からお鉢巡りの半分の行程を歩きました。

富士山頂上 山口屋本店
2004年7月19日(月) 〜 2004年7月20日(火)

富士山頂上 山口屋本店は、富士宮口登山道(五合目/標高2,380m)より徒歩で6時間〜8時間、吉田口登山道(五合目/標高2,305m)より徒歩で7時間〜9時間でのアクセス(個人差有り)。富士山の山小屋は繁忙期は予約をしないと泊まれない事が多いのですが、今日は予約無しで泊まれました。

Today's picture 宿泊した「山口屋 本店」です。

Today's picture 予約なしで泊まれた。よかった…

Today's picture 山小屋でくつろぐ編集長。すこし高山病の予感。

富士山頂上 山口屋本店
山小屋/静岡県駿東郡小山町/富士山五合目バス停
標高3,715m(富士山頂上)にある山小屋
2004年7月19日(月) 〜 2004年7月20日(火)

所在地 :静岡県駿東郡小山町
最寄り :富士山五合目バス停 (富士急静岡バス)
駐車場 :無し
アクセス:富士山五合目バス停より徒歩で8時間程 (個人差有り)

山小屋に到着した後、最高峰に到達した喜び高山病の頭痛との戦いが頭の中で繰り広げられていたが、寝落ちにより勝敗はつかず。目が覚めると寝ていた周りには誰もおらず、山小屋の中は静寂につつまれていた。編集長は焦った。御来光を見るのにわざわざ山頂に泊まったのに寝過ごした。山小屋の中は外の様子がわからない為、編集長に緊迫の瞬間が訪れる。「誰か起こしてくれても」「太陽が昇りきっていたら」と、独り言をつぶやくが後の祭り、急いで身支度をして外に飛び出すと御来光が目の前で輝いているのではありませんか。昇ってくる瞬間は見れませんでしたが、間に合ったのである。一応・・・

Today's picture 【4:40】ぎりぎり間に合った御来光。夏の富士山の日の出は早い!

Today's picture 山小屋の人に聞くと久しぶりの御来光らしい。拝めれて良かったね。

お鉢巡り
2004年7月20日(火)

御来光を拝んだ後はお鉢巡りへと勤しむのです。お鉢巡りとは富士山の火口の淵を一周する事で、一周はだいたい1時間30分〜2時間程。時間の余裕も必要なので、日帰り登山やツアーの方は行かない方が多いのです。また、天候にも左右されて天気が良い日じゃないと行けない箇所もあります。本来は時計回りで巡るのが良いみたいなのですが、剣が峰から吉田口に来る時に逆時計回りで来たので、引き続き逆時計回りで巡る事にしました。

Today's picture 【6:00】吉田口の登山道最終地点。

Today's picture 昨年は暴風雨の中での到達でした。

Today's picture 今日は雲がなく山中湖もくっきり見えるのです。

Today's picture 御来光の後、登山客が登山や下山を続々と再開。

Today's picture お鉢巡り(逆順)へは、山小屋の裏手から進みます。

Today's picture 金名水の祠。火口の積雪が溶けて湧き出る霊水。

Today's picture いくつかの峰を通るが登りきるには時間がいるね

Today's picture 北側には山々が連なっているのがわかります

Today's picture 火口を左手に見ながら黙々と進むのです

Today's picture 緩やかな道が続きますが高所なので空気が薄い

Today's picture 深呼吸しながら、のんびりと巡るのが秘訣なのです。

Today's picture 天気が良すぎて興奮が収まらない。

Today's picture 火口の底まで高さがあります。下りる元気は無い。

Today's picture お鉢巡りも雪が溶けるまで通行が規制されます

Today's picture 荒々しい景色が続くのです。過酷な環境である。

Today's picture 看板に沿って進むのです。道を外さないようにです。

Today's picture 登山客とすれ違います。思い思いに足を進める。

Today's picture 時折、休憩しながら景色を堪能するのです

Today's picture 影富士が本日も望めました。さすが影も日本一ですね

Today's picture 眼下に広がる街並みを望めます。景色最高!

Today's picture 遠くに剣が峰を望みます。お鉢巡りで通ります。

Today's picture 影で飛び出しているのは、お茶目な編集長の影です。

Today's picture 【7:00】剣が峰に到着。昨日より少し暖かい感じ。

Today's picture 最高峰で記念撮影をする方が多いのです

Today's picture 山頂にはいろいろな観測施設があります。

Today's picture 最高峰から富士宮口の山頂を望む。ここだけでも標高差を感じる。

Today's picture 馬の背の途中から山麓を望む。転げ落ちたら戻って来れない!

Today's picture お鉢巡り
山/静岡県〜山梨県
富士山の山頂をぐるりと一周するルート
2004年7月20日(火)

所在地 :静岡県(富士宮市 他)〜山梨県(富士吉田市 他)
最寄り :富士山 各登山道五合目バス停
駐車場 :無し
アクセス:一周 1時間30分〜2時間程 (個人差有り)

富士山頂上浅間大社 奥宮
2004年7月20日(火)

富士山本宮浅間大社は富士山を神体山として祀る神社であり、富士山の山麓にある【本宮】と、富士山頂上の【奥宮】がある。浅間大社は全国の浅間神社の総本社であり、富士信仰の中心地だそうです。奥宮は富士宮登山道の上りつめた頂上に鎮座し、剣が峰へは徒歩15分 (個人差有り)の距離となります。なお、本宮、ならびに富士山頂にある奥宮と末社の久須志神社は世界文化遺産に登録されています。

Today's picture 浅間神社奥宮。今日は開いていました。お参りしちゃいます。

Today's picture 浅間神社奥宮。到着時は既に閉まっていました。本日の営業終了。

Today's picture 本日の観測情報。気圧が低いので高山病にもなる。

Today's picture 左は富士宮口、右は河口湖口(吉田口)です

Today's picture 御殿場口の山頂にある看板。

富士山頂上浅間大社 奥宮
神社/静岡県富士宮市/富士山五合目バス停
標高3,715m(富士山頂上)にある神社
2004年7月20日(火)

所在地 :静岡県富士宮市粟倉地先
最寄り :富士山五合目バス停 (富士急静岡バス)
駐車場 :駐車場なし
アクセス:富士山五合目バス停より徒歩で7時間程 (個人差有り)

お鉢巡りものんびりと巡り、御殿場口の山頂に到着。名残惜しいのですが登りがあれば下りもある。登山の宿命なのですが、編集長はそんな感傷に浸る事もなく意気揚々としているのです。それは昨年の下山ルート候補であった御殿場口の下山道爆走が控えているから。この御殿場口下山道では雄大な景色を見下ろしながら下山が出来る「大砂走り」があり、他の下山道では味わえない醍醐味を満喫できると看板にも記載があり、1歩で3m余り下りるのは過剰表現っぽいと思われがちですが、大砂走りが始まる七合目(標高3,070m)から終了する新五合目(標高1,500m)までの標高差1,500mを編集長は昨年の雪辱を晴らすべく50分で駆け下りたのです。昨日は200m登るのに1時間程(昨年は100m登るのに1時間程)かかっていたのですから、御殿場口下山道の爆走っぷりを感じて頂ければと思います。なお、御殿場口は4つの登山道の中で距離が一番長く、標高差も一番という事もあり、登山客が少ない影響からか山小屋が少なく登山については注意が必要です。

Today's picture 【7:00】御殿場口の下山スタート。

Today's picture 山頂よ、サヨナラである。後ろ髪惹かれる想いです。

Today's picture 途中ですれ違うブルドーザ。山頂に物資を運びます。

Today's picture 常に目の前が壮大なパノラマという贅沢な時間。

Today's picture 流れる雲や眼下の街並みに見とれるのです。

Today's picture 下りるに従って増える植物。下山を実感します。

Today's picture 天気が良いので布団を干している山小屋。

Today's picture 途中までは登山道と下山道が一緒。

Today's picture 登山道と下山道の分かれ道。間もなく大砂走りです!

Today's picture 【10:30】大砂走りの入口に到着。待ちに待った瞬間です。

Today's picture これが「大砂走り」だ。一直線に駆け下りるのです!

Today's picture 途中で山頂側を振り返る。灰がクッションになるから爆走ができる。

Today's picture 相変わらずの傾斜ですが、この傾斜を走り抜けるのがたまらない!

Today's picture まるで月面みたいな光景。月面を直接見た事ないのですが…

Today's picture 平地にだんだんと近づいているのが実感します。

Today's picture 大砂走りの下山は、このロープが目印です。絡まらないように!

Today's picture 間もなく下山も終了の時間がやってきました。景色がきれい。

Today's picture 【11:17】御殿場口の新五合目に到着

Today's picture 御殿場口の新五合目にある貴重な休憩所「大石茶や」

Today's picture 昔ながらのかき氷の機械で作ったかき氷を頂く

Today's picture 富士山(日本最高峰)
山梨県と静岡県の旅行情報
記事まとめページ

所在地 :静岡県(富士宮市 他)〜山梨県(富士吉田市 他)
最寄り :富士宮駅/河口湖駅/御殿場駅
駐車場 :無し
アクセス:各駅よりバスで60分〜80分

富士登山バス(富士急静岡バス)
自由席
御殿場口五合目(12:00) 〜 御殿場駅前(12:30)
2004年7月20日(火)

Today's picture 普通(JR東海 313系電車)
クモハ313-3004
御殿場駅(12:40) 〜 国府津駅(13:27)
2004年7月20日(火)

無事、11:42に御殿場口のバス停(標高1,440m)に到着。バス(12:00発)に乗って30分程で御殿場駅に到着なのである。

そして、ここからが編集長。往路は新幹線利用だったが、帰宅はエキシビション青春18きっぷ利用なのである。
まったく意味不明なのである。

昨年は御殿場から沼津へと向かったが、今年は反対側の国府津へ向かう離れ業を披露。神戸からさらに離れていく。
ホントに意味不明なのである。

その後は小田原・熱海へと向かいます。熱海では駅弁を買うくらいしか時間がなかったので、熱海まで来て温泉に入らず。
それこそ意味不明なのである。

熱海から豊橋までは乗り換えなしなのです。乗り換えなしと言っても普通なので3時間かけて静岡県内を粛々と停まっていく。
いわゆる各駅停車なのである。

そして、8時間かけて神戸に帰るのでした。やはり鈍行列車は時間がかかるなぁ。

Today's picture 普通(JR東日本 113系電車)
クハ111-2049
国府津駅(13:31) 〜 小田原駅(13:38)
2004年7月20日(火)

Today's picture 快速 アクティー(JR東日本 113系電車)
クハ111-537
小田原駅(13:44) 〜 熱海駅(14:06)
2004年7月20日(火)

Today's picture 国府津から小田原は首都圏の113系に乗車。

Today's picture 小田原から快速アクティーに乗車。やはり113系。

Today's picture 伊豆急行の113系。伊豆方面もいつかは行きたい。

Today's picture 113系のグリーン車。今回は乗っていませんが。

Today's picture グリーン車のマークが誇らしげ。

Today's picture グリーン車は平屋車両と2階建て車両の2種類ある。

Today's picture 特急スーパービュー踊り子。乗れる機会あるのか?

Today's picture 特急踊り子。ヘッドマークには伊豆の踊り子。

Today's picture 伊豆急行のリゾート21。写真は普通で特別料金不要。

Today's picture 普通(JR東海 211系電車)
クハ210-5025
熱海駅(15:51) 〜 豊橋駅(19:02)
2004年7月20日(火)

Today's picture 新快速(JR東海 313系電車)
モハ313-3
豊橋駅(19:07) 〜 米原駅(21:13)
2004年7月20日(火)

Today's picture JR東海の211系で熱海駅から豊橋駅まで乗車

Today's picture JR東日本の211系。JR東海と少しデザインが違う。

Today's picture この駅名表の端(熱海)から端(豊橋)まで乗る。

Today's picture 熱海駅の駅弁、熱海をどり。

Today's picture 駅弁の中身は山の幸や海の幸が豪華に盛りつけ。

Today's picture 米原駅で新快速から新快速へ乗換。神戸駅23:24着。

【今回の主な乗車列車/公共交通機関】

Today's picture ひかり 300号(JR西日本 300系新幹線電車)
326-3408/7号車15E/普通車指定席
新大阪駅(6:46) 〜 静岡駅(8:44)
2004年7月19日(月)

Today's picture 富士登山バス(富士急静岡バス)
自由席
静岡駅前(9:40) 〜 富士宮口五合目(11:37)
2004年7月19日(月)

富士登山バス(富士急静岡バス)
自由席
御殿場口五合目(12:00) 〜 御殿場駅前(12:30)
2004年7月20日(火)

Today's picture 普通(JR東海 313系電車)
クモハ313-3004
御殿場駅(12:40) 〜 国府津駅(13:27)
2004年7月20日(火)

Today's picture 普通(JR東日本 113系電車)
クハ111-2049
国府津駅(13:31) 〜 小田原駅(13:38)
2004年7月20日(火)

Today's picture 快速 アクティー(JR東日本 113系電車)
クハ111-537
小田原駅(13:44) 〜 熱海駅(14:06)
2004年7月20日(火)

Today's picture 普通(JR東海 211系電車)
クハ210-5025
熱海駅(15:51) 〜 豊橋駅(19:02)
2004年7月20日(火)

Today's picture 新快速(JR東海 313系電車)
モハ313-3
豊橋駅(19:07) 〜 米原駅(21:13)
2004年7月20日(火)



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